2022年のふりかえり

 今年の振り返り、今年のうちに。ざっと書いていく。

仕事

 転職した。今まで割とたくさんの人と関わる仕事をしていたが、全く違う仕事になった。

 やる気はあったが、やる気しかなく、ストレートで大学に入って卒業し就職した人らが1年目で身につけるような社会人スキルと、業務的な経験・知識が欠けていた。

そのため仕事や職場の上司との関係がうまく行かず、いつしかやる気も失せてきて4ヶ月経つ頃には凡ミスを重ね、上司に呆れられ、もうこの職場で自分の評価が回復することはないのかも……と絶望的な気持ちになったりした。が、その後上司との話し合いの場を設けられ、タスクの振り方などを見直してもらい、なんとかこなせるようになり、絶望的な気持ちもいつの間にか消えていった。

 研修が終わると、優しい先輩がいてサポートしてもらえるようなかなり恵まれた環境で働けることになり、給料も転職前からは考えられないぐらい上がった。ただその分残業や業務の難易度も爆上がりし、仕事のプレッシャーで耳が痛くなったり肌が荒れまくったりした。

 今もプレッシャーがあることには変わりないが、働き方や体制の見直しが入り、以前ほどではなくなったことと、健康を損なわなければクビになってもなんとかなるという開き直りにより、なんとかやっていけそうと思っている。

 

運動

 仕事がうまくいかなくて、ジムにも土日祝のZumbaサークルにもなかなか参加できなかった。また、ダンスのための体力を残しておきたいという理由で、以前ほど筋トレをしなくなってしまった。その結果、去年落とした体重がかなり戻ってきてしまった。

 ストレッチやダンスする時間が減ると、身体の使い方がぎこちなくなって、可動域も狭くなり、下手になったなぁと思う機会が増えた。踊っている自分を鏡越しに見て、なんかイメージと違うな……となるのが辛かった。クラブステップはちょっとできるようになった。

 

 あと2月にスノーボードに行った。小学生のときに旅行先でやったのは覚えているが、うまく滑れた記憶はないため、実質初めてのようなもの。スキーも同じ感じで、滑れるわけじゃないため不安しかなかった。

 リフトに乗るのも難しいし降りるのも難しくびくびくしていた。リフト、お尻がすべったらそのまま下に落ちるんじゃないかとずっと不安だった。全部ゴンドラになってほしい。あったかいし。

 初心者向けのコースでたくさん転んでるうちに、板を横にして滑るサイドスリップはできるようになったものの、板を縦→横としてスピードダウンしたり、向きを変える動きはあんまりうまく行かなかった。

その状況でもっと高いところから滑るコースにチャレンジしたが、高い&横がガケになっていて落ちたら死ぬという恐怖で、スピードが出るとすぐに自分から転んで止めてしまっていた。怖かった。

 ただスノボ自体は面白く、また挑戦してみたいという気持ち。なるべく空いているところで上から降りてくる上級者を気にせず滑りたいな。

 

趣味

 久々にDTM関係のソフトウェアを買った。ArturiaのPigments3。それからLoopcloudの1年プランが半額だったので入ってみた。

Loopcloudは本当にすごくて、サブスクリプションしていれば膨大な無料サンプルの中から1日に○個DLできる。これを組み合わせるだけで簡単に1曲作れそう。変なプライドとかなければ……。

 今年は1曲も作らなかったどころか、新規プロジェクトファイルを名前を付けて保存もしなかった気がする。ただ自分の作る曲は好きだし、ボドゲで知り合った方のDTM話を聞いていたら意欲も湧いてきたので、来年は1曲作りたいと思ってる。

 

音楽

 SpotifyのTOP20はZumbaで使っていた曲とPerfume。去年とそこまで変わりない感じ。New Music WednesdayやRelease Raderのようなプレイリストを再生して、新しい曲を発見する意欲が薄れてしまったため、新規発掘したアーティストはほとんどいない気がする。

 今年1番良いと思ったのはPerfumeのDrive'n the Rain。

 サブスク全盛時代で4分越えの曲が少なくなっている中、この曲は6分17秒もある。聴けばわかるこの長さの理由。edgeの⊿mixのように無駄に長いわけじゃない。

 エレピとドラムの絡み方がずっと良くて、それを支えるタイトなドラム。心地良い音数の少なさが、メロディメーカーとしての本領を発揮してるメロディを際立たせてる。

 中盤のギターソロ、フルートソロも、こういう音色であったら最高を全部叶えてくれてる。歌詞の内容に合わせて音数が増えていき、情景が変わるのをうまく表現してる。6分の長さも納得で、心地よいのでぜひ聴いてほしい1曲。

 

 あとは友達からの紹介で知った天竜川ナコンの曲。配信も動画も面白いのに曲も良いって、本当にどうなってるんだって思う。早くライブをやってほしいしアルバムも出してほしい。

 トラックはもちろん、リリックがぶっ刺さりでずっと聴いてる。どれも良いけどやっぱり「心の備忘録」が良い。

"OK Google" わかるか この涙のわけ この笑顔のわけ わかるわけねぇ

かっけぇことなど一つも言えねぇかも 

でもググって探した自分じゃねえ

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ハロプロ

 去年の11月ぐらいにファンクラブに入り、4月のBEYOOOOONDS武道館公演ではじめてチケットを取って観に行った。アイドル現場なんてEspecia以来だし、Especiaしか知らなかったから、ハロプロのスキルの高さやファンの多さにびっくりした。

 それからドはまりして、春、夏、秋のグループ単独ツアーも何度か行った。運良く全グループの公演を見た。それぞれのグループの良さを感じられとても良かった。ただし音響はもうちょっと何とかしてほしいなと思う(公演序盤は良いのにどんどん低域やボリューム自体を上げるのか、耳が痛くなることが多かった)

 毎年恒例のハロプロ楽曲対象で投票したのは以下。

 1. モーニング娘。'22 - 大・人生 Never Been Better!

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 ハズレ無しの編曲:鈴木俊介で、ハロプロファンクの中でもBPM控えめ、音数も控えめ。リズムが複雑な上に、メロディも上が高くて歌うのが難しそう。実際ライブの映像ではじめてこの曲を聴いたときは、まだ歌いこなせてなくてあんまり印象に残らなかった。

 でも聴けば聴くほど歌詞も曲も良くて、特に好きなフレーズが以下。

波風が立つのも 正々堂々である証拠

ちょっぴり 寂しいの 察してほしいな

「波風が~」というくだりももちろん良いが、それに続くフレーズが本質って感じがする。

 こういうBPM遅めの曲は再生回数やライブでの盛り上がりではどうしても不利だけど、本当に良い曲なので数年後ぐらいに再評価されてると思う。フルバンドとかでやらないかな。

 2. BEYOOOOONDS - Hey! ビヨンダ

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 ハズレ無しの編曲:平田祥一郎の、しかもニュージャックスウィング!

 このグループは、こういう普通にかっこいい曲があまりないので、アルバムで聴いたときは本当にびっくり&嬉しかった。Especiaのオタクにも聴いてほしい。

 ニュージャックスウィング大好きだから、ドラムとベースの絡み聴いてるだけでも超気持ちいい。ダンスと歌をしっかりやるハロプロとこういう曲の相性絶対良いと思うから、もっと増えてほしい。

 

 3. CHICA#TETSU - 待ち合わせはJR梅田駅で

 CHICA#TETSUの持ち曲は3曲で、これを合わせると4曲になる。これまでの3曲はすべて清水信之編曲で、どれも、やっぱり名アレンジャーの仕事ってすごいなという出来。

 で、この曲。アルバム発売前のクレジット情報で、編曲:星部ショウを見て、清水信之じゃない……と不安になったものの、これまでの3曲で清水信之エッセンスを吸収したのか、全く見劣りしないアレンジで不安を払拭してくれた。残念ながらグループの秋ツアーのチケットが当たらなかったため、ライブでまだ観ることが出来ていないの&公式でライブの動画が上がっていないのが残念。

 

 4. Juice=Juice - ノクチルカ

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 Juice=Juiceのアルバム曲。編曲松井寛

 松井寛編曲のJuice=Juice曲は他にも2曲あって

「生まれたてのBaby Love」

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「TOKYOグライダー」

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 どれもめちゃくちゃ良い。だからアルバムのクレジットに作曲・編曲:松井寛を見つけた時にかなり楽しみだった。

 ノクチルカはこの2曲より、もっと「松井寛」感……Royal Mirroballサウンド成分が多く、東京女子流の曲をハロプロがやったらどうなる?みたいな夢の企画感がある。

 難しいけど、歌ってて気持ちよさそう。Cメロの「誰かの模造品は嫌!」はキメと合わせたメロディが最高。歌唱力が売りのJuice=Juiceにぴったりの曲。

 

 5. つばきファクトリー - 弱さじゃないよ、恋は

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 新メンバー加入前の、このグループらしさもありつつ、それだけじゃない、新しい軸を作ったなぁと個人的に感じる曲。

 ハロプロ感の薄い普通に良い曲を歌ってバッチリハマるのがつばきファクトリーの強みだなぁと思う。ユニゾンがアイドルらしく、それぞれの声色とパートがばっちりハマってるなぁと思う。Cメロの「ぎゅっとしたアーバンブルーのTシャツ」の儚い表現はもちろん、アウトロのフェイクのやさしい歌声が好き。

 

 というわけで1年をざっと振り返った。結局音楽とハロプロについて書いてるときが一番筆が進む。文章作成能力を高めるため&Twitterに書いてはおけないことを書くためにブログを作ったのに放置していたことを後悔。もっと軽率にブログを書いていきたいな……。